【TinyUnity】ProjectTiny0.24がリリースされました!

Project Tiny 0.24 preview is available

https://forum.unity.com/threads/project-tiny-0-24-preview-is-available.868249

今回のアップデートは、主にモバイル向けのアップデートとなっています。
早速、今回のアップデート内容を見ていきましょう

2D機能は0.24ではサポートされていません

今回からの追加要素

・ParticleSystem(Shuriken)に対応開始

・AndroidおよびiOSの加速度計/ジャイロサポート
(TinyRacingプロジェクト内でジャイロでのハンドリング操作に対応するために使用されています)
(あくまでもネイティブ向けの対応)

・オーディオのピッチ変更に対応
(TinyRacingプロジェクト内で使用されています)

・モバイル端末上での画面方向変更に対応

・BurstがiOSに対応

・ManagedDebuggerに対応

・UnityProfilerに対応

今バージョンでの修正点

Assembly definitionsファイルによるGUID assembly参照に対応

・Unity Editorのプラットフォームを変更した際に、DotsRuntimeエラーが発生する問題を修正

・Wasmビルドでのメモリリークを修正

・InputSystem.GetInputDelta()がエディタ上で常に0を返す問題を修正

・デフォルトのオーディオデバイスが変更されたときに再初期化するように変更

・AsmjsビルドでsRGBサンプリングがサポートされていない場合にエラーを表示するように変更

・Fogが有効になっているときに、マテリアルの透過部分が点滅してしまう問題を修正

・GameViewを実行中にランドスケープからポートレートに、またはその逆の操作を行うと、GameViewが拡大されたままになってしまう問題を修正

今バージョンでの注意点

Project Tiny 0.23で作成されたプロジェクトは、
そのままProjectTiny0.24へ移行することができません。
主に、BuildConfigurationAssetに関する変更が原因です。

詳しくは、ProjectTiny0.24のリリーススレッドを参照してください。

Project Tiny 0.24 preview is available

https://forum.unity.com/threads/project-tiny-0-24-preview-is-available.868249

実際にビルドした時のサイズについて

前バージョンから引き続いて、
サンプルゲームであるTinyRacingと、最小構成の2つのプロジェクトを用いてビルド時のサイズを確認してみました
Wasmビルドのみで比較します

TinyRacing

  • Wasm 10MB

最小構成(リソースは316KBのモデルのみ)

  • Wasm 2.7MB

この結果から、前回から変わらず基礎システムの軽量化はまだ行われていないと考えられます。

実際に端末で動作させた際のパフォーマンス

動作確認に使用した端末はiPhoneXRとWindows10です。
ブラウザごとに確認していきます。

Windows10

  • GoogleChrome
    正常動作せず。
    正常にレンダリングされておらず、常に画面がブラックアウトする。
    スクリプト自体は正常に動作しているようで、入力受付やエンジン音再生等は正常に動いている。
  • FireFox
    少々もっさりとした印象を受けるが正常に動作する。
    平均50FPS前後をキープ。時たまプチフリーズが発生する。

iOS

  • GoogleChrome
    非常に軽快に動作。
    常に60FPSをキープ。
  • FireFox
    非常に軽快に動作。
    常に60FPSをキープ。
  • Safari
    非常に軽快に動作。
    常に60FPSをキープ

前バージョンではPC、モバイル共に不安定さを感じましたが、現バージョンでは

モバイル環境下においては非常に軽快に動作する

と言えると思います。

その代わり、モバイルよりもマシンスペックに余裕があるはずのPC環境下において、むしろ不安定になってしまっているのが現状です。

ProjectTinyはモバイル環境にフォーカスを当てて最適化を施している段階なので、その効果が明確に表れた結果であると言えます。

今後のアップデートでは、画面のアスペクト比率の変更に対応予定ということなので、
今までアスペクト比率の関係上、縦持ちのゲームを作成するのが難しかったのが解決されることになるでしょう。